新築と中古一戸建てはどちらが良い?それぞれのメリットデメリットを解説

新築と中古一戸建てはどちらが良い?それぞれのメリットデメリットを解説

引っ越しのために一戸建てを購入する際に、新築か中古、どちらを選ぶのが良いかわからず悩んではいませんか。
新築と中古にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自分にあった住宅を選ぶのが大切です。
今回は、新築と中古一戸建ての需要や、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

新築と中古一戸建ての需要

2022年の全国ベースの既存住宅流通推計量は63万701件であり、新設住宅着工総数は85万9,529戸となっています。
上記は、一般社団法人不動産流通経営協会が発表した、既存住宅流通量の地域別推計を参考にした数値です。
全体に占める既存住宅流通比率は42.3%となっており、新規の住宅のほうが、需要が高くなっています。
新築一戸建ての割合が高い状況は、新築神話と呼ばれております。
ライフステージの変化による需要に、中古一戸建ての供給が追いついていないのが原因です。
ただし、既存住宅流通比率は年々増加しており、2013年は34.4%だった数字は8%程度上がっています。
中古住宅のリフォーム・リノベーションに国が補助金を出しており、中古住宅流通市場が活性化しています。

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新築と中古一戸建てのメリット

新築一戸建ては、キッチンやバス、暖房や照明などの設備が新しい点がメリットです。
また、自動で追い焚きを始めるオートバスや、室内の温度を快適に保つ断熱ガラスが付いているケースもあります。
さらに、住宅ローン控除と呼ばれる、ローン残債に応じて所得税が安くなる軽減措置が受けられます。
他にも安くなる税金があるので、調べてみてください。
中古一戸建ては、建物さえあればどこでも売りに出される可能性があります。
駅や大型商業施設の近くなど、立地が良い物件が売りに出される可能性もあり、立地の選択肢の多さがあります。
さらに、修繕積立金や水道の新規契約の際にかかる費用がかからず、出費が少ない点もメリットです。

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新築と中古一戸建てのデメリット

新築には建売住宅と注文住宅がありますが、注文住宅は完成した建物を見られません。
内見ができないため、いざ住み始めたときに、こんなはずじゃなかったと後悔する可能性が考えられます。
また、駅や大型商業施設の近くなど人気のエリアは、多くの人が住んでいるものです。
そのため、立地の選択肢が少なくなるデメリットがあります。
中古住宅をリフォーム・リノベーションして、住みやすくするケースがあります。
ただし、リフォーム・リノベーションには費用がかかるため、購入を考えている方は事前に覚えておいてください。
また、税金が新築一戸建てと比べて高くなるデメリットにも、注意が必要です。
新規住宅に適用される控除のなかには、中古住宅が対象外であるものもあります。

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まとめ

全体に占める既存住宅流通比率は年々上がっており、新築神話は崩れつつあります。
新規住宅は、オートバスや断熱ガラスなど最新の設備が備わっている点がメリットです。
中古一戸建てには水道の新規契約の費用がかかりませんが、税金が割高になります。
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